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器械類
一部ですが、こんなものをもって自宅出産の介助に伺います。全部でプラスチックの
収納ボックス2つ分くらいになります。
皆様に「自宅出産ってどうやるの?」「イメージがつかない」と言われますが、病院で
使うものが持ち込まれると思ってください。
病院と同じように滅菌されたものを使います。でも、持っていくのには限りがあります
から、必要最低限のものになります。
自宅出産でも器械は少し使います。どの産科にもあるこの器械は、お腹の
中の赤ちゃんの心音を観察できる優れものです。
でも、自宅出産で使うと場の空気が一変します。また、子どもたちの興味
の的で防御するのが大変です。必要な時に上手に使いたいと思っています。
まずは予防、そしてリスク管理を常に行い、自宅出産の可否を判断しています。
それでも、思いがけない事態になったときの備えもしています。
最近は、いろいろな認定制度もあるのでいくつかの認定証を持ってはいますが、
それだけでよいわけではありません。医療機関で非常勤勤務もしているので、
いろいろな体験から学ぶことも多くあります。
常に勉強・振り返り・トレーニングして日々成長できるように頑張ります。
なお、使うことはほとんどありませんが、最小限の薬剤も持たせていただいて
います。
出生後の赤ちゃんはみんな黄疸がでて、ピークを迎えて、いつか引いていく
という生理的変化があります。これは皮膚に押し当てて黄疸の度合いを測る
器械です。これも、どの産科にもあります。
数値だけでなく赤ちゃんの状態をよく観察させていただきますが、黄疸が
強い子は医療機関に連れて行って治療することになります。